
近年、データのやり取りはクラウドが主流になりつつありますが、大容量のファイルを素早く移動したいとき、まだまだ「物理ストレージ」の需要は高いものです。特に、スマホやタブレット、PC間でのデータ移動が多い方にとっては、高性能なUSBメモリは必需品。
そんな中、**「HIKSEMI SYNC C PRO 256GB」**は、超コンパクトで高速なデータ転送を実現するUSBメモリとして注目されています。
本記事では、実際にこの製品を使ってみた感想や特徴、メリット・デメリットを詳しくレビューしていきます。
HIKSEMI SYNC C PRO 256GBの基本スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
容量 | 256GB |
接続端子 | USB Type-C |
転送速度 | 読み取り最大550MB/s(公称値) |
サイズ | |
素材 | |
対応機器 | PC、スマホ、タブレット、ゲーム機(PS5など) |
この製品の最大の特徴は、**USB Type-CとUSB Type-Aの両方に対応した「デュアルインターフェース」**を搭載している点。
これにより、スマホ・PC間のデータ移動がケーブルなしで簡単にできるのが魅力です。
実際に使ってみた!HIKSEMI SYNC C PRO 256GBのレビュー
デザイン&携帯性
「HIKSEMI SYNC C PRO 256GB」を手に取って最初に驚いたのが、そのコンパクトさと高級感のあるメタルボディです。
一般的なUSBメモリよりも小さく、キーホルダーにつけても邪魔にならないサイズ感は、持ち運びの面で大きなメリット。
また、キャップレスデザインなので、キャップをなくす心配がないのもポイントです。
転送速度
公称値では読み取り最大550MB/sとなっており、実際に試してみたところ以下のような結果になりました。※データサイズ3GBで測定
PC(USB 3.2対応)での速度テスト

• 書き込み:253.3MB/s
• 読み取り:363.2MB/s
スマホ(USB-C 3.1対応)での速度テスト

• 書き込み:406MB/s
• 読み取り:319MB/s
大きなファイルサイズの書き込みには不向きかも・・
一応、データサイズを10GBで測定したところ、書き込み処理が不安定になりました。

恐らくSSDのキャッシュサイズが少ないため、ファイルサイズが大きいとキャッシュが足らなくなり、書き込み処理が一時的に停止、または速度が低下するのだと思います。
まぁ、それでも個人的には十分なパフォーマンスだと思います!
iPhoneのApple ProRes動画撮影は駄目かも・・

私が購入した目的の一つにiPhoneのApple ProResでの動画撮影があります。
実際に試してみたところ、撮影は可能ですが撮影終了時にエラーメッセージが表示されてしまいます。
ファイルは保存されていますが正常に動画撮影されているか不安なのでApple ProResでの動画撮影には使用しないほうが良いかも知れません。
ノートPCに直挿し可能

私が使用しているM2 MacBook Airでギリギリ直挿しが出来ますが、ケースやスタンドを装着しているなら問題なく直挿し運用が可能だと思います。
メリット&デメリット

多少、デメリット(書き込み速度)もありますがコストパフォーマンス高いので用途次第では、かなりオススメできるSSDだと思います!
- 超コンパクトで持ち運びしやすい
- 高速転送(小さなファイルならば・・)
- メタルボディで高耐久
- スマホ・PCのデータ移行が簡単
- 大きなファイルサイズだと速度低下する
- iPhoneのApple ProResは非対応
こんな人におすすめ!
• スマホやPC間で頻繁に大容量データのやり取りをする人
• 転送速度の遅いUSBメモリにイライラしている人
• USB-CとUSB-Aの両方を使い分ける機会が多い人
• デザイン性も重視する人(メタルボディの高級感)
まとめ
「HIKSEMI SYNC C PRO 256GB」は、単なるUSBメモリではなく、PC・スマホ間のデータ移動を快適にするデバイスでした。
特に、高速転送が可能な点と、デュアルインターフェース搭載でスマホでも直接使える点は大きな強みです。
一方で、端子むき出しのキャップレス設計が気になる方は、保管時にホコリ対策をするとより長く快適に使えそうです。
総合的に見て、「ストレスなくデータ移動したい人」には非常におすすめできるUSBメモリでした!
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
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